人を信じる検索
「NAVER」という検索エンジンが人気を集めています。
【「まとめ」人気で急成長 NAVERに聞く「人を信じる検索」】
昨年7月、日本に再参入した韓国発の検索サービス「NAVER」の利用者が増えている。お題に沿ったリンクや画像を集めて“まとめページ”を作る「NAVERまとめ」が人気をけん引。ネットレイティングスの調査によると、12月のユニークユーザーは134万人に達した。
(ITmedia Newsより抜粋)
「NAVERまとめ」とは、簡単に言ってしまうと、人力検索です。普段何気なく検索していると「おっ!これは!」というホームページに巡り合うことってありますよね。そうしたホームページを皆で持ち寄って、紹介するという機能です。
なぜ「NAVERまとめ」が支持されるのか?それは、僕等は口コミや紹介といった「信頼できる人を仲介して提供される情報」を信頼する傾向にあるからです。
先日、僕はデジカメを購入しました。その際に参考にしたのが価格.comです。そこには僕より先に購入した人の客観的な意見(口コミ)が書かれており、購入する際の貴重な判断材料となりました。もちろん、デジカメに詳しい人に意見を求めたりもしましたが、結果的に、価格.comでもっとも評価が高かったものを購入しました。
Googleのようなロボット型の検索エンジンは、独自のアルゴリズムによってホームページを採点し、得点の高い順にホームページを表示します。この処理は全て自動で行われ、人の意思が入る余地はどこにもありません。このようにして出力された情報は味気ないものですし、「人を仲介して提供される情報」に比べると何となく信憑性に欠けます。それに、検索エンジンは必ずしも有益な情報を教えてくれるわけではないことを僕等は知っています。
情報の信憑性という意味では、やはり「人を仲介して提供される情報」に一日の長があります。
リアルタイム検索
「人を仲介して提供される情報」はSNSやブログ、Twitterといったソーシャルメディア(ユーザーが情報を発信し、形成していくメディアのこと)に集まります。これらの情報を検索結果に取り入れるという試みは既に始まっています。たとえば、米GoogleではTwitterに投稿された「つぶやき」を検索できるようになっています。
Google、Twitterのリアルタイム検索実現へ―
「リアルタイム検索」と呼ばれるこのサービスは、世界中で利用されているミニブログサービス「Twitter」がターゲット。Googleは米 Twitter社との合意に達したことから、今後数か月のうちにリアルタイム検索を試せるサービスを発表するとしている。また、米マイクロソフトも21 日、検索サービス「Bing」で、Twitterの投稿を検索できるリアルタイム検索サービスを米国限定で開始している。
(ITmedia Newsより抜粋)
実際に見れます↓
Twitterのコンセプトは「今を呟くこと」にありますから、世の中で起きているタイムリーな情報が集まります。一般的には鮮度が高い情報ほど価値が高いので、つぶやきが検索結果に反映されれば、より満足度の高い検索結果となるかもしれません(これについては賛否両論ありますね)。
検索エンジンは、ユーザーに役立つ情報を返すべく、日々進化を続けています。「人を仲介して提供される情報」が検索結果の品質を向上させることに繋がるなら、今後はTwitterだけでなく、SNSといった他のソーシャルメディア(さらには今後登場するであろうソーシャルメディア)の情報も検索結果に取り込まれていくことになるかもしれませんね。
ソーシャルメディアを使いこなせ!
さて、検索エンジンが「人を仲介して提供される情報」を重視する傾向を強めるとするなら、情報を提供する立場の僕等としては、これにどう対応していけばよいのでしょうか?
確実に言えることは、ソーシャルメディアが大きな影響力を持ち始めている以上、僕等はこれらのメディアの特性を理解し、使いこなせるようにならなければならないということです。インターネットは早い者勝ちの世界であることを僕等は嫌というほど知っています。ユーザーのニーズを素早く察知し、それを満たすサービスをいち早く提供した者だけが、圧倒的な勝利を収められる世界です。
ソーシャルメディアは世間で騒がれてはいますが、利用者のほとんどは個人であり、本格的使いこなしている企業はまだまだ少数。そういう意味ではチャンスは膨大に眠っていると考えてよいと思います。このチャンスは是非ものにしたいですね。
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